不妊治療

不妊症とは

不妊症とは、男女が妊娠を希望し、1年間妊娠の成立を見ない場合を不妊といい、妊娠を希望し医学的治療を必要とする場合のことをいいます。もしくは、明らかな不妊原因が存在する場合は、不妊の期間にかかわらず不妊症となります。不妊の頻度は、およそ13~17%ですが、女性年齢の進行とともに不妊の割合も増加する、とされています。不妊の分類は女性に原因がある場合を女性不妊、男性が原因の場合を男性不妊(32.7%)と分類されます。
そのため、当院では、女性だけ検査・治療をするのではなく、男性不妊も検討するため、精液検査も行っています。

治療の流れ

初診

問診、月経周期に合わせて内診、超音波検査、採血及び性感染症検査などを行います。

検査

女性:不妊治療の第一歩は検査をして妊娠を妨げている要因がないかどうかを確認していくところから始まります。ホルモン検査、頸管粘液検査、Hurner test、子宮卵管造影検査、性感染症検査、子宮がん検査などです。
男性:男性不妊の可能性も考えられる場合や希望の方には精液検査も実施しています。

治療

当院での治療は主にタイミング療法です。タイミング療法を行ってもなかなか妊娠に至らず、ステップアップが必要と判断した場合は、体外授精などもできる施設にご紹介させていただきます。男性不妊の場合も、男性不妊をしっかり行っている施設にご紹介させていただきます。

タイミング療法

エコー検査やホルモン検査などから排卵日を予測し、排卵に合わせて性生活を持ち妊娠を目指す方法です。